インターンが始まった。
第一印象を忘れぬうちに書き留めておきたい。
直感を利かせて生きてるので、初日に見た、感じたことは
必ず役に立つに違いない。
今回のデイケアで、私は何を学べるかな。
前回とのあまりの変化に戸惑い気味。
何しろ前回は低所得者用のEarly head start.
セラピーも行き届いて、親も20歳そこそこカップルだったり、
ドラックや虐待歴のために、親権を失った両親だったりした。
ところが今回、連邦政府のビルの中にあるデイケア。
両親も政府関連で、ビルに入るにも空港並みのセキュリティーチェック
を通らなくてはいけない。先週までに自身のバックグランドヒストリー
(学歴やら職務経験、どころか10年間での引越し先アドレスや、
家族の所在地など。事細かいセキュリティー情報の提出)を終えて、
やっと始まったインターン。
配属先は1歳未満のクラス。
子供たちにはなんら問題は無く。初日にも関わらず笑いかけて
くれる子もいれば、どかっと膝に座って来る子もいるしで、
言葉が発達していない子供たちの様子を観察するのは
やっぱり楽しい!!2、3名、まだつたい歩きで、補助が必要な
子供がいる。初めシャイだったその子は、緊張していたけれど、
私が付きっきりで、彼女の手をとって好きなだけ歩かせてくれる!
と知った後から、ずぅーと笑顔。歩く事がこんなに楽しいなんて!!
どうしても手が足りなくて、先生達は一人に構っていられないから
その子をフェンスに立たせて放置していたのね。
さて、問題は大人たち。
彼等のやり方にしっくりこない。
なんだろう、、今までのプロフェッサーは温和で、子供を
一番に思っていて人格者だったし、、前回のデイケアの
ヘッドティーチャーも素晴らしい人だった。
言葉の使い方ひとつにしてもEducatorとしての振る舞いを、
彼女をみて教わったことのなんと多い事。
今度のヘッドティーチャーはなんとも忙しない。
言葉の使い方も抑圧的でビックリする。
子供ひとりひとりを見る。と言うより、上の決めた月の
Progress やら親を満足させるための展示物にかかりきりだ。
一番始めにマネージャーとインタビューしたときの、
彼女の言葉も忘れられない。
「うちに来る子供たちの親はFBIやら政府関連で、高学歴
の人が多いので、子供たちにもそれなりの教育の質を
求めています。」みたいな感じで、なんだか日本のお受験
みたいな響きで、げんなりしたんだった。
デイケアも本当色々だ。
帰り際、みんなの名前を忘れない様に、
次にはみんな覚えておく様にと、復唱していたら、
ヘッドティーチャーに、その子の名前の発音なんて簡単だと
思うけど〜!と言われた。何だろ、その言い方。
第一、一日働いて、彼女は私をSweet heartと呼ぶ意外
しなかったというのに。愛嬌こめて親しみありそにそう呼ぶ
けれど、明らかに名前忘れちゃってて、初対面の人に呼ばれて
居心地悪い呼び名の一等賞なんだよね〜。
次の新しい展開に期待しよう。